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THE BYER MFG CO. “Maine woods folding cot”(70年代のバイヤー ウッドコット)

20171105153332e24.jpeg
これはただの寝具。
変哲のない野営道具。
アメリカの、と或る土地に掃いて捨てるほどあった白木を加工し、
帆布を張っただけの簡易ベッド。

ブランドを主張せず、
他の同等品の中に身を潜めて
このコットは今まで生きてきた。
きっとこの十数年間は箱から出されてもいなかったんじゃなかろうか。
よれた段ボールに積もった埃からはそんな想像がつく。

シリカゲル入りのビニールにくるまれていた本体を広げると
生成りの帆布らしきものが張ってある。
糸はあちこち解れているが、虫食いなどは見当たらない。

見た感じ滅法ショボい。
縫い目が解れて全体的に弛んでいるためテンションが無い。
その所為でフレーム全体が覚束ないというか
ぐらついていて、寝るとひしゃげるんじゃないかと不安がよぎる。

ま、生地のテンションさえ出してやれば
生き返るだろうから
帆布を洗って多少縮めて、
縫い直してやれば何とかなるだろ?
そんな楽観とともに修繕方向へ気分が動く。
木製のコットをもう一台欲しかったところなので丁度良い。

外した布を洗剤に漬け込んでいる間に、
解れた糸を切り取って、
サンプル代わりに持って出掛ける。
糸はかなり頑丈で、勿論、普通のミシン糸なんぞでは力不足だ。
ユザワヤを物色し、細めの皮革縫製用糸を買って帰る。

何年、というか何十年? 洗ってないんだってぐらい黄土色した洗い水に浸されている生地を濯いで乾かす。
201711051533325c8.jpeg

そんでもってミシンをガタガタやる。
BGMは「ダーリンミシン」。
清志郎である。
2017110515333246a.jpeg


出来上がった生地をフレームに仕込んだところで嬉しい誤算。
生地が縮みすぎている。
201711051536469d7.jpeg

これなら結構なテンションがかかるに違いない。
フレームを折らぬよう、生地を破らぬよう
力を込めつつ慎重に少しずつ引っ張る。

なんとか組み上げたところで
生地を馴染ますために暫し放置である。
身体を横たえるのは後のお楽しみにしようと思っているのだが
ちゃっかりと次男(ポメ2歳)が一番乗りしていた。
20171105154040c40.jpeg


生地の裏で発見したのはTHE BYER MFG社からの注意書き。
20171105154040eb6.jpeg

NO NAMEのコットかと思い込んでいたので、ちょっと驚いた。
元箱を確認してみると、どうやらホントにBYER製品らしい。
201711051533323f1.jpeg

ネットをサーフィンしつつ情報を漁ってみたところ、
どうやらアカディンとかメインヘリテージとかという名前が付けられる前の
1970年代生まれのようだ。

頃合いを見て横たわり、
良き寝心地を味わいながらこのエントリーを打っている。
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