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rusty burner(錆だらけのoptimus111)

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これ1つだと釣り合わない気がするから。
そんな言葉とともに僕の元へやってきた。

SVEA123とトレードするprimus No.96のオマケとして差し出されたのがコレだった。
流石、付き合いがそれなりに長い友だけある。
僕のツボを突いたブツですわ。
だからニヤニヤしながら受け取った。

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納屋の庇の下で雨晒しにでもなってたんだろうか?
そのくらい錆色の箱。
かつてはoptimus111でしたが今はただの錆です。
そんなやさぐれて心ぶれた雰囲気を醸している。

部屋に帰って中を覗く。
予熱皿やバーナーヘッドの汚れ。
筐体内側の煤やら油。
五徳の歪み。
打ち捨てられたような外見ではあるけど、
使われていた履歴がしっかり見える。

おもしろい。
タンクからバーナーへの経路はどうせ真鍮なのだから錆びつくことはないし。
歪みもなさそうなので、嵌合部のガスケット処理と内部清掃をすれば大丈夫だろう。

以前、クリーニングニードルが中でなんでか固着して
動かなくなってるのに出会ったことがあるけど、
そういうのが無きゃいいな。
僕が学生の頃、部活の装備としてあったコイツは
クリーニングニードルの所為で不具合多発だったから、
面倒で外してしまった記憶もある。
そういう面倒が記憶に残ってるから、
今のSVEA123Rじゃなくて、
昔のSVEA123に愛情が湧いてしまうのだ。
便利を1つ増やすと不便もいくつか増える。
そういうことってあるんじゃなかろか?

で、目の前のrusty optimus111は、というと。
まず、ポンプがスカスカ。
給油口から息を送ると、ポンプシリンダから漏れもある。
ってことで、逆止弁もアウトです。
スタッフィングボックス周りもグラファイトパッキンあたりで何かありそうな気もする。
そんなわけで試着火は後回し。

方向性としては、
Restorationというより
手厚い修繕ってとこだろうか。
僕は「七人の侍」とかミレニアムファルコン
みたいなのが好きなんだ。
使用感という手軽な言葉より
年輪とか歴史、物語なんて言葉の方がしっくりくるようなの。
新品同様然とした雰囲気には居心地の悪さを感じてしまうしな。

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おまじない的に螺子類へ潤滑剤を吹き付けてしばし放置。
頃合をはかってざっとバラす。
各部を眺め、必要な手入れだけを施す。

気化チューブ内の煤を剥がす。
パッキンやらガスケットやらを作る。
ストレーナーメッシュを洗う。
ここらへんはギター弦やらゴム板・鉛板を使った相変わらずの作業である。
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グラファイトパッキンもなんか減ってるふうなので
手持ちのグラファイトシートを詰めておく。

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逆止弁はバネが千切れてたので手持ちのやつと交換。(逆止弁を分解する時にマイナスドライバーは使わない)
クリーニングニードルは入って無かったので
前使用者ももしかしたら僕と同じようなことを考えてたのかもしれない、
なんてちょっとした共感もあった。
執り合えず此れは僕の好みと前使用者とのシンパシーを感じたところだから、
クリーニングニードルは仕込まないでおく。

各嵌合部は、固く締めすぎないよう、
でも、ガスケットを良い具合に潰すように締めておく。
力が弱いと流体が漏れたり、緩んだりする反面、
固く締めすぎると、次に外せなくなったり螺子山を傷めたりするから塩梅をみながらやるのが肝心。

燃焼部だけ組んでみて試着火してみると、
まぁ、元気な様子で咆哮していた。
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