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もっとズタボロになっても

gyuutokogawa

キャンプでもBBQでも
いつだって腰袋かポケットに捻じ込んである、
しなやかさの欠片もないゴツンとした手触り。
手首を留めるマジックテープとかゴム処理なんかないままで、
ただストンとした造作なだけのヤツなのに
真っ正直な仕事をしてくれる。

何度も何度も使われる中で耐え、
煤や油、土と埃にまみれて
元の色なんかわからないぐらい汚れた牛床革軍手

ライナスの毛布じゃないけれど、
僕はこれがあると、心なしか安心する。

火の点いた薪や炭を掴む。
鉈や斧を振るう。
カンカンに熱くなってるダッチオーブンを扱う。
ペグ打ちする、ペグを抜く。
自宅の裏の草むしり、
薔薇の剪定や誘引にも、DIYにも。

だから、僕にはリッドリフターも必要ないし
炭用のトングやらスコップやらも持ってない。
綿の軍手の出番は無いわけじゃない。
でも、大抵の作業はこの無骨な軍手があれば足りてしまうから。

価格的には超安物。
きっと消耗品の部類。
壊れても無くなってもきっとしょげないし、フトコロも痛まない。

使う時はいつだって笑っちゃうぐらいゴツゴツのガビガビに固まってるけど、
そこへ無造作に手を突っ込んで
ギュッ、ギュッ、ギュッって握って馴染ますと、
不思議な安心感でもってそれからの仕事を任せてしまう。

決定的にイカレちまった先代の後を継いでから、
もう何年使ってるのだろう。
息子の歳には追いつかないが
きっと幼稚園生よりは年上のはず。

ホームセンターだかワークマンだか辺りで買った安物の軍手なのに
オールマイティな働き者。

だから奇妙な愛着がハンパない。
そろそろ替え時かな? と思い乍も
もっとボロボロになるまで使い込む。

購買意欲を刺激する広告ワードとしての人間工学的なナニカとか、
さも重要そうに思われるフィット感なんて
実はそんなに必要じゃないんだよ。って囁きが
この軍手からは聞こえてくる。

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