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optimus campingo No.1(前期型1920年代後半〜30年代)

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とりあえず箱だな。
形的に納まり良いし便利だし。
でも、使うまでのアクションが多いと面倒か?
ならワンアクションにすっか?
抽斗的ギミックが良いんじゃね?

そんな誰かの思考実験が1920年代にあったかどうかは不明ですが、
箱ストーブの祖みたいなバーナーなので、
洗練されてないところにいろいろと愛嬌がある。

取り外せると無くすし落とすから
生やしたまんまのほうが良くないハンドル?
でも、外に出しとくと絶対壊すぜハンドル、ぶつけるし。
でも短いと熱いじゃんハンドル!
なら、タンク短くして、その脇に置けば熱くならない距離が稼げるよハンドル。
そうすりゃ仕舞えるかハンドル!
とりあえず溶けない素材な、其処。
ってことでホイールはペーパーベークライトで。
とかいうやりとりがあったかも謎だけど、
ハンドルが妙にナナメに生えてて異形。
このハンドルの居心地の悪さもチャームポイントだって思う。
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操作に関わる部分って正面にあったほうが良いよね、という雰囲気のポンプノブ。
おかげでタンクの直径を串刺す形で
シリンダーが配置されているから
ポンプ長を稼げぬまま。
故に、タンク内に押し込める空気量も少なめ。

ここだけ飛んで行きそうな翼型の給油口蓋。
タンク内圧が高まったときの安全弁を仕込む関係でこちらも妙な存在感を醸す。
蓋を捻りやすくする工夫です、と後付けの理由を強引に主張してるふう。
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発想なのか、
それとも当時の加工の限界か、
はたまたコスト的な問題か。
見当はつかないけれど、
きっと個人的な衝動で作ったんだろうなって感じが良い。
111や8Rの意匠が一応の終着点であり、
campingoを使った末の工夫が111や8R、はたまた別会社のクローンに反映されている。
そう考えるとこのcampingoのもつ冒険心ってのは凄いなぁ、って感心する。
もってしまった欲望をとりあえず全部形にしてみました。って声が聞こえる気がする。
未来につながる叩き台としての存在感が別格である。

こんなふうに書いてみて、
ディスってるのか俺? という心のツッコミが聞こえるがとんでもございません。
開拓者精神溢れる意匠が強烈で、
このoptimus campingo No.1前期型は
アウトドアストーブ史におけるチャレンジャーだと本気で思う。

以前の誰かがタンクを六角ボルトで留めていたので
当時の佇まいに寄せるためマイナスネジに変えておく。
筐体も塗り直して完了とす。
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