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primus No,120(プリムス No,120) - A/B B.A. HJORTH & Co -

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後回しにしたまま忘れてた宿題を片付ける。
サクッと終わるものでもないので春先ぐらいから
こんなことや
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こんなこともちまちまやった事後である。
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こういう古き存在ってのは、
心を正して、その声に耳を傾けながら向き合わないといけない気がするから厄介で愉しい。



ぶっ壊れて置物になってたローラーバーナー
切り込みと曲げだけで一枚板をいい具合に加工したコスパ優先的な造作じゃないところに面白みを感じる。

この意匠って、
家庭での普段使いを意識して、女子受け主婦受けを狙ったのかな?
なんて想像も掻き立てられる。
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名前は、primus №120 (プリムス No,120)。
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スウェーデンのA/B B.A. HJORTH & Co(ビー.エー.ヨート社)生まれ。
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作られたのは1920年ぐらいらしい。
人間ならば白寿をそろそろ迎えそうな大正野郎。




ま、こういうストーブは仕組みが単純だし、
決定的な致命傷もなさそうなので、と
楽観しつつ、それぞれの部品の面倒をみる。

大雑把なメンテナンスを一通り終え、
組み上げて火を入れたところで
ポンプシリンダー内への灯油逆流が発覚。
そして、火力減衰っつー症状も......。おーぅー.....。

再度バラす。

火力減衰は、
シリンダーへの逆流が影響してるとは思うけど、
パッキンをいじらなかったのも不安っちゃ不安なので
この際、圧漏れを起こしそうなところは手を入れることに。
そんな訳で接続部のパッキンを全交換。
給油口へはコルク、バーナーヘッドには鉛板を加工してしのぐ。
タンクとバーナーヘッドの接続部(ライジングチューブ)にはシールテープを巻いて処置。

灯油の逆流も
逆流防止弁(ノー・リターン・バルブ/NRV)内のパッキン劣化ぐらいしか原因が思い浮かばないからバラす。
バルブ内にあるゴムパッキンと同径のポンチでニトリルゴム(NBR)を打ち抜き、付け替えて終了。

100年ほど前、スウェーデンで生まれて
使われたり、仕舞い込まれたり、飾られたりしながら世界のどこかを旅してきたはずのコイツ。
現在、日本の東京在住。

咆哮燃焼装置(roarer burner)って名に相応しいサウンドを
生まれた当時と同じように
今もこうして響かせてる。
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【処置】
ボルト固着 : シリコン系潤滑剤で対処
緑青&くすみ落し : クエン酸風呂の後重曹風呂+中性洗剤洗い
磨き : ピカール
パッキン : コルク、鉛板、ニトリルゴムで自作して適宜適所へ。シールテープも使用。
ポンプカップ : 革で自作
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