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1950年代の"HALLIBURTON"アタッシュケース

HALLIBURTON_001

神話・伝説。
そんなものになる以前の、
変哲のないアタッシュケース。
当時の技術の範疇で、
純粋に剛健さと軽さを両立させようと追求した鞄である。

20世紀半ばのアメリカの世相。
人々の潜在的な要求。
それを叶えるアイディア&技術力。
機能性とデザイン。
そして、安心感。
そういう全部をぶち込んだものが、
このHALLIBURTONアタッシュなのだろう。

HALLIBURTON_003

ZEROの文字が頭に付いて、
アポロ11号が月の石を持ち帰って以降に
伝説やら神話やらがくっつきはじめたのだろうが、
そんなものは視界にすら無い頃の、
異質ながらも純朴に鞄であろうとしたもの。

革鞄より頑強剛健であろうとし
アルミニウムで軽量化を図りつつ、
プレス加工でダブルリブを拵えてさらなる強度を求める。
中身への安心感はシリンダー錠で保障する。
どうせタフな使われ方をするのだから、塗装も不要。小傷も大傷も勲章となれ。

こいつは、20数年前、
前出のZERO HALLIBURTONを手に入れたその後ぐらいに、
ガキの駄賃程度のコインで僕のものになった。
ゼロハリのパチモンながら良さげなものを手に入れた。
そんなふうに思ったままずるずると使い続けて現在に至り、
先日のエントリーを投げた後に思い出して引っ張り出した。

時には珈琲セットや録音機材、
またある時は奇天烈なアイテムやら着替えやら、
そんなどーでもいいようなものを投げ込んでは
バイクの後ろに括りつけたり車のトランクに放り込みっぱなしだったりと
雑すぎる使い方ばかりしてた自分を思い出す。

心地良さげな河原や野っ原なんかを見つけては
こいつを地べたにごろんと転がし
ケースの上にバーナーを置いて湯を沸かし
珈琲やら紅茶を淹れた一服time。
南は九州、北は北海道。
いろんなところを連れ回した。
思い出だけはぎゅうぎゅうに詰まってるボロいアタッシュである。

パチモンとばかり思っていたものは
どうやら、ZERO HALLIBURTONの源流に位置するものだったらしい。
多分1950年代であろうHALLIBURTON社製アタッシュケース。
品番などは分からないけれど、
プレートには「HALLIBURTON REG.BB」「Los Angeles」の刻印があった。
鍵も2個残っている。

今日はこいつを久しぶりに携えて仕事に出た。

HALLIBURTON_002

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